ロジネット協同組合

ロジネット協同組合

事務局ブログ

事務局雑感

2001年2月1日の組合創立以来16年目に入りましたが、10年ぐらいまでの組合運営は、生まれたての組合を組合員が大切に育ててくれたこともあり、殆ど組合員におんぶに抱っこの状態で、それほど苦労せずにこれました。そのお陰で設立5年目くらいから組合の資金にも余裕ができ始め、毎年大きなイベント(たて干し、バーベキュー、ボウリング等)ができるようになりました。また、世の中が不景気になり組合員が経営的に厳しい状況になっても、組合運営はそこそこ安定していました。

組合員の心の中にはそのような現実を認めながらも、組合に対するストレスが蓄積されていったのではないかと思います。そんな雰囲気が続けば、活動も当然沈滞気味になってきます。それと同時期にサブプライムローンやリーマンショック問題で世界中の経済が大きく冷え込む状況になりました。組合員にとっては、自社の存続を最優先することが大きな命題となり、さらに組合活動は冷え込んだまま、日々事務的に淡々と過ぎていきました。

そして、リーマンショックから日が経ち、世の中が少し落ち着き始めたころ、組合員への還元をさらに大きくしてほしいとか、賛助会員との差をつけるようにとかいろいろな要望が出始めました。組合員専用のブレザーを自前で作ったり、ETCの割引を桁違いに大きくしたり、燃料購入事業では組合員と賛助会員で手数料に差をつけたりしてきました。それだけにとどまらず、長年同じ理事が務めてきたこともあって、新しい風の必要性を感じる雰囲気が出始めてきたので2015年10月の総会で3人の理事体制から5人体制へと変更しました。

組合は8月決算なので、昨年の10月の総会時には、新しい期(第16期)にはいっており、理事が増えたこともあって、早速組合活動の計画が複数立案されました。3ヵ月毎の定例会の復活、4月の近県3協組の合同交流会(名古屋)、5月か6月のドライバー向け研修会、7月のたて干しなど、盛りだくさんの活動計画が立案されています。この先も時代にあった組合のあり方を模索しながら、組合員のためになることを求め続けていきたいと考えています。

平成28年(2016年)3月22日

事務局 小林 潔